コムオンボ神殿
コムオンボはアラビア語で「オリンポスの丘」という意味。ルクソールからナイル川の下流約40キロの地点にある古都。エジプト王朝末期プトレマイオス朝時代に建造された。ナイル川を見下ろすように建つ神殿はファラオのレリーフや象形文字の描かれた壁画などが現存していてエジプトでも屈指の美しさを誇る。ナイル川を行き来するクルーズ船の中継基地として観光客が絶えない。クルーズ船は通常ルクソールからアスワンまでの3日4日の行程がメインで4ツ星や豪華客船の5ツ星船と多種多様。船内ではベリーダンスや民族舞踊なども催される。コムオンボから更に下ったホルス神殿のあるエドフにも立ち寄る。