プリンスエドワード島とは
- 地理・特徴
- カナダ東部の大西洋側、セントローレンス湾に浮かぶ小さな島。東西224キロの横長の三日月のような形の島で面積は愛媛県とほぼ同じ大きさ。高い山がなく平坦な丘陵地帯が多く、草花も豊富で「セントローレンス湾の庭園」とも言われている。略称はPEI
- 時差・緯度・気候
- 日本より12時間遅れ（サマータイム時） 日本が午前10時の場合、プリンスエドワード島は前日の午後10時
シャーロットタウンは北緯46度。北海道の稚内と同緯度。夏は温暖でさわやか。日照時間も長い。冬は凍てつく氷点下の世界。島の周りの海は凍結します。 - 歴史・人口・言語
- 古来より先住民ミックマック族が暮らしていたが18世紀にヨーロッパから入植が始まり、英仏戦争の結果、英国が占領し、現在に至る。島名の由来は英国王ジョージ3世の王子プリンスエドワードにちなんで命名。
島全体で約16万人 使用言語は英語（カナダは全般的に一部フランス語を話す人もいる） 表示は英語とフランス語を併記している。 - 州都・その他
- シャーロットタウン 人口約4万人。政治・経済・商業の中心でプリンスエドワード島で唯一の空港がある。第二の都市は南海岸のサマーサイド。島はキングス郡（東部）、クイーンズ郡（中部）、プリンス郡（西部）の三地区で構成。
プリンスエドワード島の美しい風景をYOU TUBEでご覧下さい。
Prince Edward Island Government
モントリオール空港に設置されたキオスク機 - 出入国情報について
- カナダ入国の際、パスポートの残存は滞在期日まであれば可。観光目的で6ヵ月以内の滞在はビザ不要ですが、「eTA(電子渡航認証）」の事前取得が必要です。申請料7ドル・クレジットカード・e-mailアドレスが必要。
日本から出発した場合、最初のカナダ到着地で入国審査が行われます。自動入国審査機（キオスク機）で事前審査を行います。パネルで日本語の選択可。その後、対面式の審査があります。国内線に乗り換えシャーロットタウンへ
参考サイト： eTA(電子渡航認証）
エアカナダにてシャーロットタウン空港に到着。 - プリンスエドワード島への行き方
- 日本からPEIへ行く場合、エアカナダが便利です。下記のルートで運航しています。 すべて同日乗り継ぎ可（2019年9月現在）
♠成田発～モントリオール（約12時間）～シャーロットタウン（約1時間半）
♠羽田発～トロント（約12時間半）～シャーロットタウン（約2時間）
♠関空～バンクーバー（約10時間）～モントリオール（約4時間）～シャーロットタウン（約1時間半）
参考サイト：エア・カナダ公式サイト
Tourism PEI /John Sylvester - プリンスエドワード島と赤毛のアン
- プリンスエドワード島はルーシー・モード・モンゴメリの小説「赤毛のアン」の舞台です。アンが初めてPEIを訪れた時、「あたし、もう好きでたまらないわ。こんなところで暮らすんですもの。うれしいわ。プリンスエドワード島はせかいじゅうで一番きれいなところだって聞いていましたから・・・」（村岡花子訳）と大喜びします。
夏のシーズンになると毎年シャーロットタウンの劇場で赤毛のアンにちなんでミュージカルが上演されます。本場の醍醐味を味わってみては？
参考サイト：赤毛のアン・ミュージカル
ルピナス 写真提供：福岡県太宰府市在住 Y.K様 - 気候・ベストシーズン
- 観光に適したシーズンは4月後半から10月後半まで。特に7月～9月は様々なイベントも開催。それぞれ季節の草花が見られます。6月下旬から7月上旬にかけて美しいルピナスの花が咲き乱れます。（写真イメージ） 10月中旬には紅葉も。 5月、9月はさわやか。夏の最高気温（7月頃）は28度前後と日本よりも涼しい夏です。12月～2月は雪と氷に覆われる厳しい気候。最低気温（1月頃）氷点下10度前後
参考サイト：シャーロットタウンの天気予報
ロブスターランチ イメージ - グルメ・特産物
- プリンスエドワード島は四方が海に囲まれているため、海産物が豊富。特に夏の収穫期にはロブスターが有名。オイスターはマルペックオイスターというPEIオリジナルブランドが付いています。またムール貝も高級品として海外へ輸出されています。
平坦な丘陵地を利用したポテトの栽培も盛んで、全カナダの消費量の20パーセントはPEI産です。島のいたるところでポテト畑が見られます。
参考サイト：シャーロットタウンの人気レストランおすすめトップ10
写真提供：広島県呉市在住 S.Ｎ様 - 交通事情・観光地へのアクセス
- 島内では公共交通機関が限られます。シャーロットタウンでは路線バスがありますが、郊外の観光地へは基本的に車でのアクセスとなります。空港の待ち受けタクシーもいませんのでご注意下さい。観光するにはレンタカーを借りるか、現地発着の日帰りツアーを利用することをおすすめします。写真はダルベイバイザシー。「北海岸ハイライトツアー」でご案内します。
参考サイト：プリンスエドワード島日帰り観光ツアーのサイト
レンタカー会社 PEI Car Rental
赤毛のアン・チョコレート店 - ショッピング・おみやげ情報
- 旅行中のお買い物は現金であればカナダドル、クレジットカードであればVISA、またはMASTERをご用意下さい。他のカードはほとんど利用できません。カードは小額でも利用可。
旅行者に人気のおみやげは「赤毛のアンのチョコレート」 シャーロットタウンの中心にお店あります。近くにアンのグッズを売っている「赤毛のアンのお店」（Anne of GreenGables Store)もあります。
参考サイト：赤毛のアン・チョコレート店
Anne of GreenGables Store(通販サイト）
写真提供：広島市在住 S.R様 - パッケージツアー・ホームステイ情報
- プリンスワード島へのツアーは最短で3泊5日から。カナダ特有の宿B&Bにステイするプランもおすすめ。あわせてナイアガラ、モントリオールなど人気の観光地を組み合わせたプランもご用意。シャーロットタウンの語学学校で留学・アイランダーの家庭にホームステイしながら英語を学ぶプログラムも。
参考サイト：プリンスエドワード島ツアーのサイト
語学学校スタディアブロードカナダで英語留学
ヘレンのビクトリア・ホームステイプログラム